<最もアフリカらしい国>エチオピア旅行おすすめの観光地4選!
初めましてみなさん!takumatravelと言います!
この度、私が今までで趣味で訪れたマイナーな国々を紹介するため当ブログを開設しました!
栄えある第一弾は……アフリカのエチオピア!!
どこじゃそれ?!って思った人も多いかもしれません。アフリカの東部に位置する内陸国です。
はい。がっつりマイナー国だと思います。
世界史や世界遺産に詳しい方はエチオピアと聞いてアフリカ大陸で唯一欧米の植民地支配を受けなかった国。。とかアクスム王国。。などで聞いたことがあるかもしれません。
今回、私は2019年ゴールデンウィークを利用しエチオピアを旅行して参りました!
私にとって42ヶ国目となる国です!イェーイパチパチ...!!
是非魅力たっぷりな神秘の国、エチオピアを次なる旅行先の候補に考えていただければ幸いです!!
1、オモ川の民族巡りPeople tribes in Omo valley
①お皿を唇にはめた民族、ムルシ族Mursi people。
一度はテレビやネットでこんな人々の写真を見たことがあるかもしれません。
私はヨ◯ダナギさんの写真展をキッカケで民族に会いに行きました。
そんな衝撃のムルシ族以外にも、政府から認定を受けている少数民族はエチオピア国内になんと80以上!!
単一民族社会である日本人からすると驚愕の数字です。
そしてエチオピア南部のオモ川沿いを中心とした地域には、かなり少数民族がまとまって住んでいます。
その数なんと、16!!
つまり、街を越えれば、川を挟んだ向かいの土地には、文化も言葉も異なる人たちが住んでいるということ!
日本からするとありえない非日常!!
今回私は16の少数民族のうちオモ川周辺に住む5つの少数民族を3泊4日で巡ってきました!!
以下、残り4つの少数民族を紹介していきます!!
②ダサネチ族Dassanech people
隣国ケニアとスーダンとほど近い国境周辺に住む人々。
その最大の特徴は女性が乳房を隠さないこと。
写真に撮られることはむしろ大歓迎なようで、開放的な乳房にチラリズムとは何ぞやと真剣に考えさせられました。個人的には1枚着ていた方がグッとくる。
③バンナ族Banna people
彼らの特徴的な風習とは、成人の儀式にあり。
牛を7~8頭平行に力ずくで抑え並ばせ、牛の背中を走って3回往復連続飛び越えることで一人前の大人として認められることができるという儀式。ブルジャンプBull jumpingと呼ばれている。
一糸まとわぬ姿で牛を飛び越えると言う特異な儀式と、集落の全員で踊る迫力あるダンスに圧倒される、そんな民族です。
一糸まとわぬ姿でのジャンプは夜だったため撮れず...
④ハマル族Hamar people
基本的には上記バンナ族と共通の文化を持ち、ブルジャンプを行う民族です。
バンナ族より標高が低くかつ南部に住む民族なので半裸な人が多い民族でもあります。正直半裸の民族ばっかりじゃねーか!
結婚した女性は首に重い金属の首輪をする風習があることで知られています。
ミャンマーやタイに住む首長族の人たちともしかしたら共通の祖先なのかも...
ミャンマーの首長族については別記事でまとめる予定です。
⑤ドルゼ族Dorze people
標高2,400mという高地に住む民族のため(もちろん)服を着込んでおり、機織りを営む人が多いことで有名な民族です。
赤黄色黒を基調とした特徴的なデザインの布や帽子を織り上げ、マーケットに持ち寄ることで生計を立てている民族です。
マーケットに集うおばちゃんおじちゃんたちは皆カラフルな衣装に身を包んでおりなかなかいい雰囲気。
伝統的なデザインをアレンジして野球のキャップのように仕立てた帽子も!
このようにオモ川沿いには、多くの少数民族が近いエリアに集中しており、民族とは何か、文化習慣とは、伝統をどう残して行くべきなのか、など色々なことを考えさせられる観光地でした。
予想を遥かに超えてくる各少数民族の文化風習に度肝を抜かれること間違いなしです!!
2、ダナキルツアーDanakil Depression Tour
通称「世界一過酷なツアー」……
それを聞いてあなたは何を想像しますか?
……正解はこれです。
こんな環境が終始続くツアーなのです!!
昼間の気温は45度、夜中でも気温が35度を下回ることなく、砂嵐吹き荒れる中睡眠を取らねばならないと言う少々Sっ気の強すぎるツアー。もちろんシャワーなんかありません。
初日は塩湖でまったりします。ひたすら暑い。
2日目はカラフルで摩訶不思議な硫黄泉のエリア。朝8時なのにチョー暑いどころじゃない。
最終日は灼熱のマグマを眺めるために夜通し山登り。。。サンライズを迎えたらもう暑い。
ちなみにマグマは地殻変動により今は見られません。。
寝不足と疲労困憊の中、シャワーもない環境で2泊3日を過ごしました。人によってはこんな環境で22泊23日 も過ごしたツワモノもいたとか。
もはや軍隊のような苦行としか思えん。
でもでも、砂漠ってこんな色があったんだと思うぐらいそれぞれ色のある大地に感動。
さあそこのドMなあなた、行きたくなったでしょ?!
3、ラリベラの岩窟教会群Lalibela churches
1978年に世界で初めて世界遺産に登録されたエチオピア最高峰の聖地。
硬い岩の大地をくり抜いて造られた驚異の教会が11個も立ち並ぶ光景。
今でも現役でエチオピア正教の聖地とのことで、エチオピア全国から巡礼客が訪れます。
雨が降った時も排水システムが現役で動いており、現在も教会の底に雨が溜まることはないらしい。
エチオピア人の情熱と厚い信仰心をひしひしと感じる素晴らしい世界遺産でした。
気になるアクセスはというと首都アディスアベバからバスで、、、
2日。←エチオピアは夜行バスが禁止されているため、らしい。
バスだと絶望的に遠いけど飛行機だと30分ほど。
ここはサクッと飛行機に乗っちゃいましょう。
4、シミエン国立公園Simien Mountains National Park
エチオピアには1978年にラリベラの岩窟教会群と同時に世界自然遺産に登録されたもう1つの世界初の世界遺産があるんです。
それがシミエン国立公園!!
アフリカの天井と呼ばれ、アフリカ大陸で4番目の大山脈が連なる一帯が国立公園になっています。
その雄大さと、動物たちの楽園である豊かな自然にあなたもきっと癒されるはず.....
エチオピアの高地にしか生息しないゲラダヒヒや、
ワリアアイベックスと言う立派な角を持つユニークな動物たちを観察することができます。
今回はワリアアイベックスとは遭遇できず(泣)
そんな動物たちに癒されつつも、ここは標高が高すぎてこの旅の中でもっともしんどいところでした。
最高到達点はなんと富士山より高い4,430m。
頂上まで2泊3日かけて登って行きます。まじえらい。しんどい。大自然ヤヴァい。そんな世界遺産でした。まじ行ってよかった(語彙がプアすぎる)。
以上4選、エチオピア旅行にぴったりな観光地を紹介いたしました!!
エチオピアに行ってみたいと思えるようになりましたか?
このページを開いた時点であなたは、
もうすでに
エチオピアに呼ばれていますよ。
次回の更新もお楽しみにーーー!